うつ(鬱)と肩こりが改善した20代男性の症例報告です。
「主訴」
15年前からうつ(鬱) 学生の頃にいじめを受けてからストレスで発症。
「その他」
頭痛(毎日ズキズキとした後頭部の痛み)
両方の耳鳴り(キーンとした高い音)
焦燥感
首こり、肩こり(痛みで仰向けでは寝れない)
「検査」
姿勢は右重心 。特に首が右にかなり倒れている。
頭蓋骨の形もいびつで頭蓋リズムもかなり低下状態。
左手ショート 仰向けでの足挙げ検査で左足筋力低下。
長年、心療内科(メンタルクリニック)で安定剤を服用していたためか
肝臓の機能低下が顕著。(おそらく右重心は肝機能低下から)
猫背
「診立て」
耳鳴りと猫背から腎臓の機能低下と推測。
あきらかに内力(内側のパワー)が不足しているのが分かる。
感情をストックする胸骨と頭頂骨に固着。
首の異常緊張から交感神経の緊張状態。
内臓で言えば、腎→肝→心の影響。
首が異常に右に倒れていることから、右大腰筋の緊張(左大腰筋の弱化)
「調整」
首1箇所を無痛調整。しばらくレスト。
レスト中も仰向けになるのが辛く、体勢を変えるためにモゾモゾ動く。
2週間に1回、首の調整を行っていき、
4〜5回目の調整時には 頭痛や肩こり、耳鳴りは無くなっていた。
その後、調子が良い日が続いているとのことなので、
月1回の調整で経過観察していった。
調整回数、計12回。
うつ(鬱)症状もなくなり、仕事にも復帰したが気分が落ちることもなく日常生活を遅れているようなので寛解と判断した。
15年間、薬に頼りながら生活されてこられたが、根本的に寛解しないため 仕事も行けない状態だった。
当院には、自律神経症状やうつ症状で来院される方が多いが、10回前後の調整で寛解していく。
15年間という時間を考えると心が痛む。
病院の治療も当然ながら大切。
だけどそれで全てが解決するとは限らない。
病院だけではなく、選択肢を増やすことで有限という時間を より良く生活していけるのではないかと思う。
しかし、この15年間で得たものも当然あり、優しさや思いやり、気づきなどが あったのだと思うし、当院に来られたのも必要なタイミングだったのかもしれない・・・・・。
患者さんからお声を頂きました
うつと肩こりで通院を始めました。
肩こりが取れたとき、すごく気分が良くなりうつがほとんんどなくなりました。
体の事が聞きやすく、すごく良かったです。(T・K様 26歳)
うつ(鬱)症状でお悩み方はご相談ください。