女性の患者様で、背部の激しい痛み(燃えるような)首肩の痛み、喉の違和感を訴えられる方が来院されました。
痛みの発症からは一ヶ月くらい経過し、痛みは軽減しているものの治らない状態でした。
このような痛みは通常、筋肉・骨格の痛みだと思われますが、痛みにも様々な種類があり燃えるような痛みは筋肉・骨格以外からの痛みを表している場合があります。
基本的に痛みのは体の危険信号になっていますが、どこからの危険信号かによって痛みの感じ方が違います。
今回は消化器の既往歴や症状はない状態でしたので、まず考えられるのは肝からの影響でした。
東洋医学の分野では怒るといったストレス(感情)によって肝に負担がかかっていると、肝の東洋医学的な機能が低下し熱が発生します。
そしてその熱が表面に現れ燃えるような痛みを引き起こすことがあります。
この燃えるような痛みは、数字(体温)での変化はなく、本人の自覚症状のみのケースがほとんどです。
また、感情のストレスで自律神経にも影響を与え、首や肩の筋肉を硬くさせます。
喉の症状は、病院の検査では異常は見られなかったので、この症状は言いたいことがあるが言えない状態の時に現れることがあります。
まず検査を行い、感情でのストレスを軽減させその後、臓器の調整やのどのストレス調整を行った結果帰るときには上記の症状は大幅に軽減しておりました。
今後数回の調整で上記の症状は消失すると思います。
今回のように感情のストレスで痛みを引き起こすケースはよく見られます。
なかなか治らない痛みでお悩みの方は当院にお問い合わせください。