■症例 【めまい(ふらつき)】
『めまい、ふらつき、立ち眩み』
60代の女性でめまい、ふらつき、立ちくらみを訴えている方の症例です。
発症は来院前日に起こりましたが、以前も時々症状が出ている状態でした。
症状は特に歩行中や動き始めに出現しておりました。
病院の耳鼻科に行っておりMRIやCTを撮影しましたが画像上での異常は見られず、内耳が原因のものだと説明を受けたようです。
そして来院されたときにキネシオロジーで検査をしていきましたが、病院で言われた内耳では反応が起きず、他のもので反応が起こっておりました。
それは胸郭の動きの低下でした。
以前、肩の腱板断裂を起こしていたせいか胸郭のリズムが低下し脳脊髄液の循環の低下を起こしているような状態だったので、そのリズムを作るように施術を行い、補助的に腎と副腎も低下していたので調整し動きやすい環境を作りました。
随伴症状として腰痛も出ておりましたのでその部分は一回の施術で改善しました。
主訴のめまい、ふらつき、立ちくらみは胸郭をメインに3回くらいの調整で消失ました。
めまい、ふらつき、立ちくらみは内耳の影響や、血圧などの影響を考えることが一般的ですが、それ以外の部分から起こることもあります。
一部分だけを見るのではなく、身体全体を見て、根本的な原因を探り調整していくことで不調を取り除いたために生まれた結果でした。