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眼精疲労とは
目の疲れによって引き起こされる全身症状のことです。
(目が疲れている状態は眼疲労)
目のピントを調節する毛様体筋や光量を調整する瞳孔括約筋、瞳孔散大筋などの目の筋肉の一部は自律神経によって支配されており、目を使いすぎて目の筋肉が疲れると自律神経のバランスが乱れます。
自律神経と眼精疲労の関係
自律神経の交感神経が過剰に働くと顔面~首の筋肉が緊張し、それにより脳の血流が阻害されます。
そうなると目を休めたり、回復させたりするための栄養が十分に供給されなくなります。
また、交感神経優位の時は目の視野が狭く(一点集中型)なるため、さらに目の筋肉を疲れさせる悪循環になってしまいます。
そうなると眼疲労の状態となり、そこから眼精疲労へと進行していきます。
眼精疲労の原因
眼精疲労は大きく分けて4つの原因があります。
1.目の使いすぎや目の環境
テレビやパソコン、スマートフォンなどの普及が進み、一家に一台どころか、一人一台の時代になっています。これらは当然目に対する負担がかかります。また一人当たりの使用時間、視聴時間も大幅に増えています。一昔前に比べると、目の負担は大きく増え、現代病の一つであると言っても大げさではありません。
・パソコン、スマートフォンの使いすぎ
・目に対する過負荷
2.目の疾患
目に直接関係する病気や不調が原因となることが多く見られます。
・近視、乱視、老眼
・度の合わないメガネの使用(矯正不良)
・ドライアイ
・白内障などの疾患やその手術の影響
上記のように、その人にとって当たり前だと思っていることが原因となります。
近視・乱視・老眼などがある人はそれになれてしまい、目が不調であることを忘れがちです。
また、長くメガネやコンタクトを使っている人もその度になれてしまい、度があっていないことに気づかない事も多く見られます。
3.病気による目への負担
目が原因ではなく、目以外の病気が目に不調を与えることがあります。
・風邪やインフルエンザ
・更年期障害
・ウィルスによるもの
4・心からくるもの
心の不調が身体の不調となり、それが目に不調を与え、さらに身体に不調を与えるという負の連鎖があります。
不安感やイライラ、それらストレスによって交感神経を緊張させ、身体はもとより、目の筋肉の緊張や血流不全を引き起こします。
このように身体だけではなく、心の不調が悪影響を与えます。
眼精疲労の症状
- 目の疲れ、かすみ、ぼやける
- 目が痛い、充血
- 目が重い、ショボショボする
- まぶしい
- 首、肩こり
- 頭痛
- めまい
- 吐き気 など
病院での治療
- メガネ、コンタクトの度数調整
- ビタミンB12剤、調節賦活剤の点眼
- 治療機器による毛様体筋への治療
- 白内障などの病気に対する手術 など
眼精疲労への自律神経整体
電磁波などの環境ストレスを取り除きます。
そして脳神経に対するアプローチを行い、自律神経を整えます。
視神経管の通る蝶形骨を含む頭蓋骨の調整を行うことで脳脊髄液の流れを確保し全身症状を落ち着かせ、整えます。
上記は一例で、人により症状は様々で原因も違います。
症状に対してアプローチするのではなく、根本的な改善をしないと意味がありません。
原因の深いところを探し改善に導きます。